1995年のインターネットサービスの一般普及から早30年が経とうとしていますが、この30年で世の中のデジタル化の流れが急速に発展し、誰もが自宅に居ながら遠隔地の情報にアクセスし、また、企業だけでなく個人でも自ら情報発信する環境が整備されています。昨今の感染症の拡大をきっかけとして、テレワークの普及が後押しされたことも、リモートでのデータ授受が加速し、デジタル化の流れが加速したことは言うまでもありません。
このような状況下において、デジタルデータの蓄積と活用は、企業にとっての成長戦略の一端を担っており、当事務所では企業の成長拡大のためのシステム導入のご支援やリスクマネジメント等についてもご支援をさせて頂いております。
一方で、デジタル化の流れにより、自宅にいても様々な情報が取得できる手軽さから、実際に現地に訪問して現物を見て感じることやお客様との対面でのコミュニケーションの機会が相対的に減ってきているように感じています。
データをインプットし、意味のある情報として加工し、利用するのは人間であることに変わりはありません。私は、デジタル化が進んだ世の中においても、人と人とのコミュニケーションは重要であると考えています。それは、率直な意見交換で醸成される信頼感や、そこから見いだせる経営者の悩みや真の課題を汲み取ることが、価値のあるサービス提供につながり、お客様の事業発展にもつながっていくものと信じているからです。
会計やITの専門家として独りよがりにならず、十分な対話を通じて価値があると感じて頂けるサービス提供を心がけ、お客様の事業発展を支援する身近なパートナーとしてあり続けたいと願っています。
みずぐち公認会計士・税理士事務所
代表 水口 祐介